kodomo
妊娠
してるかもしれない
と中々こない月のやつを思って
不安になってる
今更ながら、去年彼と小さな夜に、病院へ行き、
ぼくたちはまだ駄目でしょう?
お金も十分に稼げないし、君はまだ学生だ
と
ちいさなピンク色した薬をのんだことを
あれは正解の行動だったのだと
再確認するような思いで、
思い出した。
あのとき
正しい判断だとわかりながらも
この人とは
あぁ
結婚は出来ないのだ、と
悲しくて彼の腕にすこしだけ寄りかかって泣いたことも
思い出す
今の人と子供がほしいか
なんて問われたら、
ほしくない、の一言で、
自分の行為が浅はかだったと
やっと思い知らされる
いや、ちょっと前までは
好きだと思いこんでいたのだけれど、
好きになれると思い込んでいたのだけれど
こどももいいなと思っていたけれど
どうしてどうして忘れられないのだろう
どうしてどうして好きになれないのだろう
どうして・・・?
きっとわたしは
この二人、双方から
離れることになるのだと思う。
あと二ヶ月もしたら、彼と最後に会ったときから1年が経つ。
その日、きっとわたしは泣くのだろう。
1日をかけて。
そうでなくても、夜の数時間をかけて。
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20181018 thu