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雨が振り始めるらしい。

 

 

彼女がキーボードをたたく音は軽く、

私の手が打つ音が余計に強く感じる。

 

 

 

いくつものタスクが降りかかる中で、

何から手をつけていったらいいのか、

何が今制限されているのか、

何を進めれば一番効率よく進むのかも

全く、そう全くわからない。

 

 

 

 

だけど諦めるわけにも行かず、

そのままなんとかしがみつく、

まさしくしがみついてとにかく

まあ一息、その場に留まるようにする。

 

 

 

い靴もの憂鬱が重なる中で、

どうしようもなく言葉を頭の中で練り上げていく。

 

いつかこの辛い気持ちが、この

薄ぼんやりとはしているが、苦しい気持ちが、

きっと救われる日が、誰かが救ってくれる日が、

誰かなんて期待はしないほうがいいことはよくわかっているけれど、

うすくうすく引き伸ばしたこの味を楽しんでいたい。

 

 

 

家に帰れない、なんて悲しいことなんだろう、とふと思ったけれど、

実はそんなことはなくて、とても幸福なことだったりするのだろうか。

 

 

宵闇の中で、ぐるぐると模索する。

明るい光もついにはのまれてしまうのだ。

 

 

 

 

言葉が飛んでるね

 

 

 

24になったわたしは、まだまだひどく3歳の頃に戻りたいと思ってる。

愛が終わる日まで。終わらなくても。

 

どうか一緒にいてほしい。

 

 

 

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