m

2019 02 10 sun diary

 

月の下雪は降ったけれど消えた寒いままに日は昇った雲は姿を消している

 

そんな日に一体何をしたらいいのだろう

 

彼の声は聞こえない

 

新宿は妙に近寄れない場所 ひとりではその空気圧に耐えられない

 

夜遅くまで病院がある場所 彼と行った場所 それはでもどこにあるかはわからない

 

透明な光を反射させる、銀の色の半分と、

ガラスのトンネルの、闇を映す半分の、

うつくしくて凍ってるエレベーターに乗って

 

いくつかのビルの角を通り過ぎ、

 

少しの信号を渡って、

 

狭い階段を登ったところにある

 

なかには何かありそうな人たちがほんの数人

 

かれらも同じ理由でここに居るのだろうか

 

それとも、違う理由なのだろうか

 

 

 

アルバイトが終わって家に帰った7時過ぎから、ぼうっとSNSをずっと見ていた

11時まで

 

もちろん夕食も食べたし、本も読んだりしたし、音楽もきいたりしたけれど

 

 

今わたしが不安になっていることはなんだろう

 

誰かに会いたいし、誰かのふとんの上で暖かくして寝たい

何か面白い話をしてほしい

 

面白くなくてもいい

あなたのことだったらなんでもいい

 

 

木曜日がとても待ち遠しい

 

ブランデーケーキを焼こうと思っている

みんなに配る

もらったひとがみんな、少しでも喜んでくれたら嬉しい

 

 

いきていてもいいんだろうか

わたしはここにいても大丈夫だろうか

 

かれはいったいどこに?

 

m