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朝起きて、

ご飯食べて、

 

二度寝してしまった。

 

 

 

 

凄まじい夢を見た。

 

 

結婚する夢だった。

 

誰か男の人、わりとかっこいいでもやさしくて、

 

わたしのことがきちんとすきなひとだった。

 

 

むこうから結婚しようと言われた。

 

 

わたしは、迷いながらも、承諾したようだった。

 

 

ただ、結婚式で、

 

生涯〜誓います、

 

は、できないな、と思っていた。

 

きっと離婚しちゃう気がするの、と思っていた。

 

 

わたしは白いドレスを着ていた。どういうのかはわからない。

 

ただ白いドレスだ。

 

祖父母の家で披露宴というか結婚式みたいなのが開かれた。

 

知り合いの人(知らないひとだったけど、知り合いの人ということだった)が、

 

祝辞を述べてくださり、

 

もうひとりの祝辞は長くなりそうで、

 

わたしが、また後で、二次会とかでお話ししましょう?と言って、

 

一旦終わりにした。

 

祝辞の内容は忘れてしまった。

 

それから一旦休憩しましょうとなって、

 

わたしは私服に着替えた。

 

わたしの高校時代の友人の手紙が、

 

なぜかこの祖父母の家に届いており、

 

わたしは彼女を探したけれど、

 

どこにもいない。

 

あ、そうか、今回はその子も披露宴に呼んでいないのだ、と気がつく。

 

今度会ったときに返さなければ・・・・。

 

ベランダに向かう。

 

中学時代の吹奏楽部の先輩たちが、なぜか3グループくらいに別れて、

 

mちゃんきいたよ、おめでとうね!と言ってくれる、

 

わたしは、笑顔でありがとうございます!と答える。

 

おめでとう、の言葉に、なぜか海が大好きな大学のゼミが同じ子がいて、

 

えっなになに、mちゃんどうしたの、ときく、

 

mちゃん結婚したんだって!

 

えっ、うそ、おめでとう!

 

ありがとう〜!

 

と言って、部屋の中に入った。

 

間取りが若干違っている。

 

テーブルに、座る彼と、彼の父、

 

少し耳に入ってきた会話、

 

彼の父が、彼に聞く、

 

どうしてあのこがすきになったんだい・・・・

 

 

うーん、よくわからないんだけど・・・・云々・・・・、

 

 

わたしはその部屋のすぐ近くの小部屋で、

 

ひとつだけランプを灯して、

 

ベッドにもたれかかる、床に座って、座るところに腕を組んで顔を載せて・・・・

 

 

 

ぼうとしていたら、そう、

 

例えば自分の名字が変わってしまうから、大学の手続きとかどうしたらいいんだろう、かなり面倒くさいのかな、とか、

 

あ、この一ヶ月デート?かわかんないけど、展示とかよく一緒に行ってた人とは結局何もなかったな、わたし結婚しちゃったや、とか、

 

mちゃんに手紙渡さなきゃ、とか、

 

ぼーっとしてたら、

 

 

彼が来て、

 

背中に覆いかぶさって、なんてやさしい抱擁だろう、

 

 

ねえ、僕たちやっぱり結婚するのもうすこし、まだ、じゃないかな・・・・

 

というのだ。

 

 

わたしは、

 

もう、そう思ってたわ、あなたから結婚しようって言ったくせに仕方ないわねぇ、

 

と心のなかで思いながら、

 

うん、(わたしもそうおもってたよ、でもあなたが結婚したいならいいとおもったの)、

 

と一言言って、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッとして目が覚めた。

 

 

あまりに、あまりにもリアルな夢だった。

 

 

 

 

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